オダギリジョーに救われる映画『舟を編む』(2012年)



映画『舟を編む』公式サイト (http://fune-amu.com )

三浦しをん著同名原作は読んでいないです。映画の方をみました。

動かない映画です。辞書をつくるお話です。なのでカーチェイスとかチャンバラはありません。机周りの映像が主です。画面の中には本か机、鉛筆と用例採集(言葉を集める)カードが映っていることが多いです。

よって絵的に地味なのですが、登場人物も地味で真面目で全くハチャメチャなことはしません(ある意味そこがハチャメチャとも言えなくもありません)。

登場人物の中で主人公、松田龍平さん演じる馬締の相方役としてオダギリジョーさん演ずる西岡という同僚が唯一ホッとする役どころです。西岡はC調に描かれていてそれ以外はみなさん真面目なのです。

西岡は表面はお調子者だけど、内には辞書編集の大変さもよく理解して、とかく変人扱いされる主人公馬締も理解して、上手くコミュニケーションをとれる人物です。よくよく考えてみると登場人物のなかではオールマイティでかなりカッコいいです。

なので西岡がいなかったらわたしも最後までこの映画をみることはできなかったかも、なんて思います。それでもこの映画を一気にみることができずに4回か5回に分けてみました。

静かながら内なる闘志をメラメラと燃やす状況が好きな人、ドタバタ映画が苦手な人に大変おすすめできる映画です。

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