万年筆を日常的に使いはじめて(関連記事
手帳注文)半年経ちました。
書き心地さらさらです。あまり力を使わなくても文字を書けるので気に入っています。
とっても気に入っていますが、弱点もあります。いくつかあげます。わたしが使用している万年筆は
ペリカン ペリカーノJr - Pelikan Pelikano Junior - 万年筆です。
インクがないと書けないわたしの使っている万年筆はカートリッジ式です。手帳の記述に万年筆を使っていますがたまたま出先でインクが切れちゃってインクカートリッジがなかったら泣けます。実際、何度か書いている途中でインクが無くなるという経験をしました。本当に涙が出そうになったり、万年筆に八つ当たりしそうになったりします。
インク量が少ないわたしの感覚ではボールペンよりも万年筆の方がインクの減りは早いです。カートリッジに入るインクの量が少ないんじゃないかと思います。身近にカートリッジがないと不安で不安でたまらなくなるような気もしなくもありません。
インクの乾きが遅いまたボールペンを引き合いに出します。ボールペンで紙に書いた字を乾くまで待つ、そんな時間にイライラしますか。万年筆は違います。書いた字が紙になじむまでややしばらくかかります。紙質にもよりますが一般的な手帳に使われている紙だと例えば、書いた後すぐに手帳を閉じるとにじみます。まだ何も書かれていない向かいのページにインクのシミがついて汚らしいことになったりします。
水に弱い字を書いて、インクが乾いて紙になじんだ後、水をつけると文字が滲んできます。インクが水性だからそんなものなのでしょう。心配なのは手帳に書いた字よりもハガキに書いた字です。郵便配達中に雨にあたったらどうしよう。どうしようと考えると心配で心配で夜も眠れなくなりそうです。
半年程使ってみて、こんなところが不便だよという4点をあげましたが、これからも万年筆使い続けます。なぜなら、書いていて気持ちいいからです。インクカートリッジはいつも切らさぬよう持ち歩いて(インクがないと書けない・インク量が少ない解決!)、書いたものをもう一度よく眺めて確認して(インクの乾きが遅い解決!)、天気の良い日に配達してもらう(水に弱い解決?)。
結論、使い分けるしかないじゃんさらにもうひとつ万年筆の弱点を述べます。複写式の書類はボールペンじゃないと適さないのです。ということでビジネス上ではボールペン、プライベートでは万年筆と使い分けています。